うさじろう
そんな疑問にお答えします。
楽天ポイントせどりを始めると、大量のポイントが手に入ります。
でも、何に使うのが正解なのか最初はわからないですよね。
なので、この記事では仕入額に応じて具体的にどうやって消費するべきかをしっかり解説していきます。
Contents
1 仕入れか自己消費どちらに使うか?
うさじろう
これが一番悩みますよね。
一つずつメリットとデメリットを確認していきましょう。
自己消費のメリットとデメリット
【メリット】
- 現金を節約した分を貯金できる
- 税金がかからない
楽天ポイントの使い道はたくさんあるので、上手く使えば現金を節約することができます。
例えば、1万円分のガソリンを楽天ポイントで支払えば、1万円余分に貯金することができますよね。
つまり、楽天ポイントを獲得した分だけ日々の貯金額が増えるということになります。
これは大きなメリットですよね!
さらに、獲得したポイントには税金がかからないとしている方が一般的です。
年収500万円くらいであれば、所得に対して30%ほど税金がかかりますが、ポイントだとかからないのでその差は大きいですね。
【デメリット】
- 金額が大きくなると効率的に自己消費できない
- そこそこグレー
金額が大きくなると、生活必需品等の購入だけではポイントを使いきれなくなってしまいます。
そうすると、浪費につながってしまうので非効率になってしまいます。
さらに、ポイントに対して税金がかからないとしている人が大多数なのですが、そこそこグレーな手法です。
ポイントは獲得した時点では、現金と性質がかなり異なるのでそこを根拠にしてロジックを組み立てる必要があります。
それが少し怖い場合は、仕入れに使って真面目に税金を収めていく方が安全です。
ちなみに私は100%仕入れに使っています。
売り上げが大きくなれば税務調査に入られる確率も少し上がるので、アマゾン販売をやっている場合は仕入れに使うのを一応推奨しています。
仕入れに使うメリット・デメリット
【メリット】
- 税金に関して100%安全な運用ができる。
- ポイント浪費が避けられる
ポイントの考え方についてはこの記事が参考になると思います。
読むのがめんどくさいと思うので簡単に説明すると、「ポイントで支払った分は値引きとして考えてね」ということになります。
例えば1,000円の商材を1,000ポイントで仕入れた場合は、1,000円の値引きを受けて0円で仕入れたと考えます。
【デメリット】
- 税金がかかる
デメリットは税金がかかるくらいですかね。
ポイントの現金化は今のシステムなら簡単ですし、再投資する場合は現金より優れている側面もあります。
良く言われている「ポイントは現金じゃない」はポイントせどりをやっていない方の発言だったりします。
2 楽天ポイントの種類
ご存知かもしれませんが、楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。
特徴は次のようになります。
通常ポイント
- 使用期限がほぼない
- 楽天カードの支払いに充当できる
期間限定ポイント
- 使用期限が約1.5ヶ月
- 楽天カードの支払いに充当できない
通常ポイントは楽天カードの支払いに充当することができます。
例えば、クレジットーカードの請求額が10万円で現在5万円の通常ポイントを持っていたとします。
その場合、請求額10万円のうち、5万円を通常ポイントで支払うことができるということです。
やり方は毎月12〜20日の間に、楽天e-naviからぽちぽちっとするだけです。(詳細はこちら参照)
この方法なら、現金とまったく同じように(99%)使えますね。
しばじろう
細かい話ですが、通常ポイントを楽天カードの支払いに充てて仕入れをすると、「クレカ明細=引落額」とならないので、帳簿付けがやや難解になります。
数%のリスクにどれだけ備えるのかという話もあるので、個人的にはどちらでも良いと思ってます。
私は単純に管理がめんどくさいので、カード充当ではなく普通にポイントとして使ってます。
次に期間限定ポイントです。
こっちは、カードの支払いに使うこともできず、期限も約1.5ヶ月なので、使うのに少しテクニックが必要ですね。(期限が短いのもあるのでご注意ください)
次の章からは、期間限定ポイントについて詳しく説明していくね。
しばじろう
3 期間限定ポイントを自己消費で使用する方法
1章で説明しましたが、仕入額が30万円くらいまでならこの方法でもありかと思います。(一応推奨はしていません)
おすすめの使い道はこんなところです。
- 楽天ポイント払い
- 楽天ペイ払い
- ラクマ
- 楽天サービスで利用
楽天ポイント払い
ポイント払いと楽天ペイ支払いは別物なのでご注意ください。
対象店舗はこちらからご覧ください。
特におすすめは出光で給油です。
車を持っていれば月に数回は必ず給油するので、それをポイントで支払えるのは大きいですね。
楽天ペイで支払い
対象店舗はこちらからご覧ください。
コンビニやドラッグストアで使えるので、日用品を揃えるのにはとても便利です。
ただ、野菜を購入できるところがないのが少し不便何ですよね…
この他にネットでも、以外と使えるサイトは多いので地味に便利です。
あまり知られてないけどおすすめなのは、次の3つです。
ココナラ
ココナラとは、サービスを売買するサイトです。
ココナラを利用するとツイッターのアイコンを制作してもらったり、ツールの開発を依頼したりすることができます。
ツイッターのアイコンやヘッダーをこれから制作してもらおうかなーと思っている方にはかなりおすすめです。
他にも紹介できないほどのサービスが売られているので是非のぞいてみてください。
ドスパラ
ドスパラとは自社で組み立てたパソコンを販売しているサイトです。
家電量販店で売られているパソコンより、性能の高いものが安く売られています。
電脳せどりはパソコンのスペックをあげると確実に効率が上がるので、現在のパソコンに不満があってポイントが余っていれば是非のぞいてみてください。(ポイントが余ってなければ他のBTOサイトの方がおすすめです)
オイシックス
オイシックスとは食材の販売サイトです。
ほとんど調理された状態で送られてくるので、手間いらずでそこそこ美味しい食事が食べられます。
コスパとしては、自炊と外食の中間くらいです。
初回セットは私も使いましたが美味しかったので、そこそこおすすめです。
ラクマ
ラクマで食材を買うというのはやったことのない方も多いと思います。
ですが、実はめちゃくちゃお得です。
季節ものの果物や、お米はスーパーで買うよりも安く売っているので私も良く縦積みしています。
ダイレクトに食費が節約できるので一番おすすめです。
4 仕入れに使用する方法
この記事の本題となります。
わかりやすく仕入れと表現していますが、その性質は次の2つに分かれます。
- 現金化
- 再投資
この考え方ができていない方は、ポイントを使っているのではなく、使われている状態になってしまっています。
自分の資産をどう運用していくかという問題なので必ず理解する必要があります。
ポイントの現金化
まず、現金化とは今あるポイントに一定の労力を投入して、現金に変換することです。
具体的にはポイントの101〜102%の現金が手に入ります。
やり方はラクマを利用します。
ラクマでは月に1〜2回、5%割引クーポンを配布しています。
このクーポンを使うと「どんな商品でも5%割引で買える」というものです。
例えばこれを利用すると5万円の任天堂Switchが、47,500ポイントで購入できます。
では、これを本来の価格である5万円で友達に売りましょう。
でも、その友達は急に仕事が忙しくなったので、仕方なくラクマでSwitchを5万円で売りました。
そのとき手元に入るお金は
あれ?綺麗に47,500ポイントが47,500円になりましたねw
省略できそうなところはたくさんあると思うので、いろいろと工夫してみてください。
さらにラクマの支払い方法を楽天ペイにすると、1%の通常ポイントがつきます。(上限2000ポイント)
通常ポイントは現金ですので、今回のスキームでは101%の現金化に成功したということになります。
めんどくさかったら買取屋でもOKです。
※2020年の春以降はクーポンが3%になってしまいました。なので、2%ほど落ちてしまいますが考え方は同様となります。
ポイントの再投資
再投資というのはポイントに一定の労力を投入して、より多くの資産を作る手法です。
やり方は楽天市場を利用します。
そして、還元率が極力下がらないように期間限定ポイントで仕入れを行います。
先に結果から言いますと、この手法で現金利益10%の商品の仕入れを行なった場合
となります。
分かりやすさを重視するためにいろいろ省略してますが、ポイントをポイントのまま再投資していますね。
何と言ってもメリットは、ポイントを現金に変換する労力がかからないということです。
繰り返しになりますが、還元率が下がらないように再投資を行う必要があります。
なぜなら、やろうとしていることは再投資だからです。
ポイントで支払うか、楽天カードで支払うかによって還元率が異なる項目は次の通りとなります。
結論を言いますと、50万円以降の仕入れで、楽天カード決済でポイント〇倍の店舗を避けて仕入れを行うということになります。
そうすれば、損失するのは1番上の2%分だけとなります。
つまり、現金の98%のリソースとして再投資を行うことができます。
少しややこしい話になりますが、購入する順番は関係ないという話はこちらのNoteの3章(無料部分)で記載させていただきました。
なので、0▶︎10万円で購入して、最終的な月の仕入額が60万円になった場合は、50万▶︎60万円の仕入れで使用した場合とほぼ同義となります。(これは必ず理解する必要があります)
ここまで全てをまとめると、楽天カード決済でポイント〇倍の店舗以外で楽天ポイントを使って仕入れればOKということになります。
以上、楽天ポイントの現金化・再投資の手法について説明させていただきました。
基本的には買取屋プランの場合は現金化プラン、Amazon販売の場合は再投資プランとなります。
5 ポイントの利点
たまにポイントは現金じゃないみたいな発言ってありますよね。
ポイントは現金ではないので、そのとおりなんですが、ここでキャッシュフローから見たポイントの利点について考えてみましょう。
現金フロー
現金フローは下の図のようになります。
売れる期間や振込リクエストをするかどうかによって変化するので、一概には言えませんが…
表の通り、現金が再投資できるようになるまで長くて8週間、平均でも1ヶ月強はかかってしまうことになります。
これに対してポイントの再投資期間を見ていきましょう。
ポイントフロー
ポイントフローは以下のようになります。
ポイントの場合は月初に購入した場合で、再投資できるまでに最大で60日、平均で1ヶ月ほどになります。
現金と比較しても確実で、かつ早いタイミングで再投資が可能になりますよね?
せどりでは資産が(途中までは)福利的に増えていくので、このキャッシュフローの良さはポイントの大きな利点となります。
5 まとめ
この記事では、「付与されたポイントをどう使うのが一番良いか」を詳しく解説させていただきました。
特に再投資の項目は、せどりをビジネスとして捉えていくためには必須の考え方となります。
これを現金化と考えてしまうと、労働力や資産といったリソースの割り振り方を見誤ってしまいます。
現在置かれている状況によって、最適解は常に変化するのでこれを機に一度見直してみましょう。

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