そんな疑問にお答えします。
かなり機能が似ているので、迷いますよね。
「どっちでも良い」って言われますが、せっかく大事なお金で買うのでもちろん良い方を使いたい。
私は優柔不断な性格なので、「やっぱりあっちの方が良かったかな…」ってよく悩んでしまいます。
なので、今回はそんな悩みを払拭するために、両者を3ヶ月間併用して徹底比較しました。
その上で、明確な違いを説明できる域に達しましたので、詳しく説明していきます。
この違いは決定的なので、記事を読んでいただければ迷いは必ず晴れます。
本ブログから、価格改定ツールを購入していただくと好評の特典(私が実際に使っているリピートショップ)をお付けしています。
本章の構成は「共通機能」「決定的な4つの違い」「上級者向けの2つの機能」「プライスターの優れている点」という順番になっています。
1 共通機能
まずは共通の機能から説明いたします。(比較結果を知りたい方は2章に飛んでください)
基本的には両ソフトともかなり優秀です。
価格改定機能である次の3つは、両者とも備えています。
- 価格改定
- 納品補助
- サンクスメール自動送信
価格改定機能
これが価格改定ツールのメイン機能です。
一言で言うと「自分の出品している商品の価格」をライバルの価格に合わせます。
Amazonでは「最安値で出品していて、かつFBAを利用している商品」が基本的には売れていくので、価格を改定することによって圧倒的に売れ行きが良くなります。
そして、これは売れ行きが良くなるだけでなく、利益も増加させます。
なぜそうなるかと言いますと次の表を見てください。
黒い線が実際の商品の価格で、青い線が価格改定ソフトで価格を改定していった場合、赤い線が手動で価格改定を行なった場合です。
手動で行なった場合は図のように階段状に最安値を追いかけていきます。
そして、価格改定ソフトを利用した場合は15分に1回自動的に価格改定が行われるので、商品の価格にほぼついていきます。
この差は実はめちゃくちゃ大きいです。
手動の場合は、階段状になっていて実際の価格から離れてしまうので、それだけ販売の機会を損失してしまいます。
その間に価格が下がってしまうので、利益が減ってしまうということにつながります。
よって、価格改定ソフトを利用するとその機会損失がなくなるので、結果的に利益増加につながるということになります。
一度まとめますと
さらに早く売れるということはそれだけ早く資金を回せるということなので、せどりをする上で大幅に有利になります。
出品補助機能
これは出品したい商品の商品名や価格の登録を補助する機能です。
両方とも便利で、アマゾンセラーセントラルを使用するより、はるかに短い時間で登録が可能になります。
サンクスメール送信機能
Amazonで初心者が最初に直面するのは評価がゼロというディスアドバンテージです。
そして、Amazon販売はメルカリと違って、評価をもらうのがかなり難しいです。
評価をもらえる確率は1%以下とも言われているほどです。
では、評価をもらうにはどうしたら良いかというと、サンクスメールを送信することです。
ベストなタイミングでベストな文章を送ることによってもらえる確率が数倍になります。
ここでいうベストなタイミングとは、商品が届いてから1週間程度ということが統計的にわかっています。
ですが、この時期に手動でメールを送るなんて現実的に不可能ですよね?
なので、自動で送ってくれるツールが必須となります。
価格改定ツールに文章を登録しておくと自動で送信されるようになります。
実際に私も価格改定ツールでサンクスメールを送るようになってから、徐々に評価が溜まってきています。
2 決定的な4つの違い(徹底比較結果)
では本記事のメイントピックです。
両者の違いを一言で言うと
- プライスター→痒いところに手が届くけど重要なところに手が届かない
- マカド→重要なところに手が届くけど、痒いところに手が届かない
こんな感じです。
先に結論を言いますと価格改定ツールとしてはマカドの方が圧倒的に優れています。
ではまず、マカドがプライスターより優れている4つの点を説明します。(決定的な4つの違い)
- 納品のしやすさ
- 価格改定のしやすさ
- サンクスメールの個別設定
- 金額が安い
納品のしやすさ
これは始めたての方にとってはマニアックな話となるかもしれませんが、想像の100倍くらい重要な話です。
この差が大きくて、私はプライスターを使うストレスに耐えれませんでした。
何が違うかと言いますとマカドの場合は
商品登録→納品プラン作成→ラベル印刷となります。
それに対してプライスターは
商品登録→ラベル印刷→納品プラン作成です。
かなり伝わりにくいですよね。
何が伝えたいのかと言いますと
一番の違いは「納品プランが正しく作成できているのを確認してから、次の事務(ラベル貼り等)をやれるか」ということです。
私はアマゾン販売を1年以上やっていますが、今だに納品プランの作成ミスがあります。
特に危険物が混ざると、本当に良くミスります。
なので、次の事務に移る前に納品プランのミスに気づけて直せるというのは、時間にして30分以上の節約になります。
さらにマカドは納品プラン作成後も、納品プラン間での商品の移動や、商品の削除がかなりやりやすいです。
おそらく、私のようにミスをする人が使いやすいように設計されているのだと思います。
この設計思想の違いは、簡単には覆らない決定的な違いだと思います。
価格改定のしやすさ
これもかなり大きいです。
次の2つの画面を見比べてみてください。(上がマカドで下がプライスターです。)
「他のセラーがいくらで出品しているか」などの情報がマカドだと一目で分かりますよね。
そして、ここから価格を実際に変更するのもマカドだと1クリック分違ってきます。
この微妙なユーザビリティの差は、大したことがないと思うかもしれません。
ですが、扱う商品数が100を超えると、1日の管理時間が数分違ってきます。
これは意外と大きいです。
サンクスメールの個別設定
商品を販売するとき、「この商品は箱がちょっと汚いけど、まぁいっか…」って思うことはありませんか?
今はないかもしれませんが、規模を広げると100%発生してきます。
ですが、こんな商品を売っておいてレビュー依頼メール(サンクスメール)を送ったら、悪い評価をつけられてしまいます。
できれば避けたいですよね。
こんな場合にマカドだと、商品単位でサンクスメールを送るかどうかを設定できます。
なので、微妙な商品を送る場合は、サンクスメールをオフにすれば悪い評価をある程度避けることができます。(できれば悪い商品は売らないのが一番です)
これは分かりやすく便利ですね。
月額費用が安い
両者の金額を比較すると以下のようになります。
- プライスター➤月額5,280円
- マカド ➤月額4,980円
節約できる時間と比較すると月額費用と言うのは微々たるものですが、一応マカドの方が少し安いですね。
以上が、マカドがプライスターより優れている4つの点でした。
特に最初の3つは「価格改定ツールの根幹とも言える機能」であり、代用が効きません。
なので、これが私がマカドを進めている決定的な理由となります。
2 上級者向けの2つの機能
実はこの記事を最初に書いていた時には気づかなかったんですが、「さらに2つ」マカドの方が圧倒的に優れているところを見つけたので説明いたします。
かなり上級者向けですので、始めたての方は軽く読む程度でも大丈夫です。
- 自動値上げ機能
- 1円値下げ機能
自動値上げ機能
って思いますよね。
自動値上げとは、自分だけが安く出品しているときに周りに合わせて価格を釣り上げる機能のことです。
例えば、3人で1000円で出品してたところ他の出品者が売り切れたとします。
するとマカドを導入していると…
まわりに合わせて自動的に値段を上げてくれます。
特に廃盤を扱ってるとこういうことは良くあって、売上が大きくなってくるとこの機能だけで数万円の利益が出ると思います。
また、これは少しマニアックな話ですが「相手の価格を吊り下げて、自分だけもとの価格に戻す」という嫌がらせのようなテクニックがあります。
これをやられたときも自動値上げ機能が無い場合は下手をすると数万円の損失となってしまうんですよね。
1円値下げ機能
おっしゃるとおりですね。
本来なら1円値下げ機能は存在しない方が良くて、私もそこは100%同意します。
ですが、この図を見てください。
行動経済学で良く出てくるモデルですが、1円値下げはこの理論が成り立ちます。
つまり、相手が値下げしてくる可能性がある以上、こちらも1円値下げをすることが正解になるということです。
そして、それは相手にとっても同じなので、結果的に両者とも1円値下げをすることになり、その際に1円値下げができないというのは大きなディスアドバンテージとなります。
もちろん、だれも一円値下げをしない平和な世の中が一番良いんですが…そうは言ってもみんな稼ぐためにせどりをやってますからね。
[note title=”参考”]
厳密なことを言うとこのモデルが成り立つのはカートが隠されているトレンド品になります。
トレンド品で供給が追い付きつつある商品というのは、全員が利益を得ることができないのです。
そして、カートが隠されているのでお客さんは価格を比較して購入します。
なので、1円値下げをした人の商品だけが売れ、そうじゃない人の商品は赤字になる…という現象は良く発生します。
[/note]
というわけで長くなりましたが、この記事を最初に書いてからさらに1年くらい経ちましたが、マカド一択かなと個人的には思います。
とは言っても公平に評価したいので、一応次の章もご確認ください。
3 プライスターの優れている点を紹介
プライスターの優れている点についても紹介いたします。
これらは痒いところに手が届く便利機能です。
ありがたい機能ではあるんですが、代用方法があったり、十分我慢できる内容だと思っております。
- プライスター便
- リサーチに使用可能
- 専用のアプリが便利
- 運営さんが超親切
プライスター便
これは「1箱をFBA倉庫に納品する際」に安く発送できると言うものです。(複数箱の場合はヤマト便というサービスを使用するので関係ありません)
1箱で送る際にオススメと言われている佐川急便のエコムー便と実際に比較してみます。(下がエコムー便です。)
プライスター便が唯一安い関東圏でも300円しか違いがありませんよね?
1箱で送ることがそもそも数か月に1回くらいなので、エコムー便で十分代用可能だと感じています。
さらに規模を拡大すると、ヤマト運輸と直接契約することになります。
そうするとさらに関係が無くなります。
店舗せどりのリサーチにも使用可能
プライスターに登録すると、スマホ版プライスターが使用できるようになります。
ただ、店舗せどりをがっつりやる場合はどのみちせどりすとプレミアムを使いますし、やらない場合はアマコードでも十分代用可能だと思います。
個人的にはアマコードからCSVファイルを出力して、マカドで管理した方がリストの制作も同時にできるので使いやすいと思います。
専用のアプリが便利
プライスターには専用のアプリがあり、アプリ上で価格調整ができます。
ですが、マカドにはアプリがないのでスマホで価格調整をする場合はブラウザですることになります。
その操作が少しやりにくいという意見がありました。
なので、PCではなくスマホで価格調整をしたい場合はプライスターの方が良いかもしれないですね。
運営さんが好印象
プライスターの一番良いところは、ここだと思っています。
運営さんのツイッターがかわいいですし、プレゼント企画は面白そうです。
なので、プレゼント企画等を通してみんなでワイワイしたいという方にはプライスターはかなりおすすめです。
4 結論
マカドとプライスターを3ヶ月間実際に使用して、徹底比較しました。
結論としては、マカドの方が圧倒的に便利ということになりました。
やはり、価格改定ツールに最も求めている
- 価格改定
- 出品簡略化
- サンクスメールの送信
の3点が優れているというのは大きかったです。
さらに1年間追加で利用することによって、上級者向けの2つの機能があることに気付き、これも必須だなと感じました。
価格改定ソフトは月商が30万円くらいを超えてきたら必須になりますので、稼げる金額を増やしたい場合は是非マカドの導入を検討してみてください。
本記事からダウンロードしていただいたら、大好評の特典をお付けしています。