初めてAmazon販売をする人が出品者登録を進めたときにストア名の付け方に迷うことが多いと思います。
好きなように付ければいいんじゃないの?
実はしっかり考えたほうが良いんですよ。
ストア名は売上にも貢献しますので、コツを押さえて考える必要があります。
お客様は「信用できる」と思ったストア名であれば少々高くても購入するものです。
ストア名だけで数百万円の売上が変わりませんが、一度決めたらずっと効果が続きます。
ですので、初めにストア名を付けるコツを押さえてしっかり考えた分だけリターンは大きいです。
本記事で分かること
- Amazonストア名を付けるコツ【3つ】
- やってはいけないストア名【4パターン】
- Amazonストア名の変更方法【2ステップ】
ストア名はカンタンに変更できますので、すでに何気なくストア名を付けていたとしても本記事を参考に変更してみましょう。
【売上最大化】Amazonストア名を付ける3つのコツ
Amazonストア名を付ける際に1番のポイントは「お客様の立場になって考えてみること」です。
具体的にはどんなコツがあるの?
お客様に信頼されて売上を最大化するために、ストア名を付けるコツを3つ挙げます。
Amazonストア名を付けるコツ【3つ】
- 商品ジャンルと一致させる
- 大手っぽいワードを入れる
- アピールワードを入れる
本章で詳しく紹介する3つのコツを元にストア名を決めれば、他のストアと差をつけることができます。
お客様に「このストアなら信頼できる」「安心できる」と思ってもらえるストア名を考えていきましょう。
商品ジャンルと一致させる
売っている商品と商品ジャンルを一致させて、お客様に信頼感を与えましょう。
専門店のようなストア名の方が買いたくなるものです。
とはいえ、Amazonせどりをされる方はオールジャンルの場合がほとんどです。
今扱ってる商品が何であれ、まずはオールジャンルでストア名を考えましょう。
オールジャンルのストア名の例
- ○○物流
- ○○本舗
- ○○屋
- ○○ショップ
- ○○ストア
- オンラインショップ○○
○○に入れるワードは名前でも地名でもいいです。
他のAmazon出品者のストア名を見て参考にするのも良いですよ。
大手っぽいワードを入れる
大手に見える、または事業規模が大きく見えるようなワードをストア名の最後に付けましょう。
お客様に信頼や安心感を持ってもらうためです。
大手っぽいワードの例え
- 本店
- 一号店
- 東京本店
「本店」などが付いていれば、個人のストアであったとしても全国展開しているように見えますね。
ストア名の例で比較してイメージしてみましょう。
・「オンラインショップ○○」
・「オンラインショップ○○ 東京本店」
後者の場合、「東京本店以外に地方にも支店があるのかなぁ。事業規模の大きいストアだろう」と思ってくれるでしょう。
お客様に「信頼できそうだな」と少しでも思ってもらうためにも、とりあえず「本店」などのワードをつけることをオススメします。
アピールワードを入れる
アピールワードって?
アピールワードとは、自店から買うメリットや付帯サービスをキーワード化したものです。
ストア名に入れることによって、お客様に自店の商品を購入してもらいやすくなります。
アピールワードの具体例
- 送料無料
- 即日発送
- 365日年中無休
- 30日間返品保証
- アマゾン配送センターから迅速発送
- お急ぎ便対応
- 支払い方法が豊富
- コンビニ・代引きOK
上記はAmazonFBAを利用していれば、もともとのサービスとして提供できますので積極的にアピールしていきましょう。
お客様は商品そのものの価値だけでなく、付帯サービスも含めて購入しています。
アピールワードによって付帯サービスを知ってもらい、購入促進につなげましょう。
ここまでのまとめ
- 商品ジャンルと一致させる
- 大手っぽいワードを入れる
- アピールワードを入れる
大事なことは「お客様の立場になって考えてみること」でしたね。
「このストアから買いたいな」「信頼できるな」と思ってもらえるストア名を考えて決めましょう。
やってはいけないストア名を4パターン紹介
Amazon販売において、やってはいけないストア名がありますので事前に知っておくことが必要です。
ストア名にルールがあるの?
そうですね。ルールは守りましょう。
Amazonガイドラインに違反した場合、アカウント停止リスクもあります。
また、Amazon販売していくうえで不利になる可能性もありますので、十分注意しましょう。
やってはいけないストア名【4パターン】
- 商標権の侵害をしている
- 本名、Twitterユーザー名と似ている
- 出品ジャンルとストア名が一致しない
- 無意味な英語の羅列
商標権の侵害をしている
商標権の侵害とは、有名企業やメーカー名を許可なく使うことです。
たとえば「パナソニック」とそのまま使ったり、「Amazen」というように1文字だけもじるのもNGとなります。
具体的には以下の規約違反に当てはまる場合、アカウント停止になる恐れもあるのでやめましょう。
参考リンク:Amazonガイドライン(出品者の禁止活動および行為、ならびに順守事項)
本名、Twitterユーザー名と似ている
本名やTwitterユーザー名が推測できそうなストア名も避けましょう。
アカウント名からストアを特定されてしまうことで余計なリスクを負う可能性があります。
避けたいストア名の例
- 「田中一郎」
- 「鈴木たかし」
- 「@しばじろう」
出品ジャンルとストア名が一致しない
販売している出品ジャンルとストア名が一致しない場合、お客様は不審に思ってしまいます。
出品ジャンルと一致しないストア名
- 古本を中心に売り出しているに、「家電の○○ショップ」
- 化粧品だけを売っているのに、「○○本屋」
- 多くのジャンルを取り揃えているのに、「○○PCパーツストア」
お客様に信頼してもらうために、出品ジャンルとストア名をマッチさせましょう。
無意味な英数字の羅列
「jjjlsm268」のような意味のない英数字の羅列の場合、何を販売しているのか全く分かりません。
お客様から不審に思われてしまいます。
最近では特に中国人セラーが粗悪品を売っていることが有名になってきています。
お客様は「よく分からないストア」から商品を購入するのを避ける動きが顕著になっております。
ここまでのまとめ
- 商標権の侵害をしている
- 本名、Twitterユーザー名と似ている
- 出品ジャンルとストア名が一致しない
- 無意味な英語の羅列
ここまで、やってはいけないストア名の4パターンを解説しました。
当てはまる場合はストア名の変更を検討しましょう。
Amazonストア名の変更方法【2ステップ】
ストア名の変更ってめんどくさそう…
そんなことないですよ。サクッと説明しますね。
ストア名は簡単に何回でも変更できますので安心してください。
ストア名の変更方法【2ステップ】
- ステップ1 「出品用アカウント情報」ページの 「出品者のプロフィール」を表示
- ステップ2 「出品者の情報」の「表示名(店舗名)」に変更したいストア名を記入
ステップ1 「出品用アカウント情報」ページの 「出品者のプロフィール」を表示
まずはAmazonセラーアカウントのトップページ右上の 「歯車マーク」「出品用アカウント情報」 をクリックします。
次に「出品者のプロフィール」を表示させましょう。
ステップ2 「出品者の情報」の「表示名(店舗名)」に変更したいストア名を記入
「出品者の情報」ページを表示して、「ストアの詳細」の「編集」をクリックします。
「店舗名」 に変更したいストア名を記入して、「送信」ボタンを押しましょう。
変更後、だいたい10分ほどで反映されて新しいストア名が表示されるようになります。
様々なストア名に変更してみて、注文数にどのような変化があるか観察できますよ。
まとめ
本記事を参考にストア名を決めれば、他の出品者と差別化になります。
ストア名を変えることですぐに成果として現れるわけではありませんが、長い目で見れば売上に貢献してくれます。
お客様に信頼されるストア名を心がけてAmazon販売を稼いでいきましょう。