楽天ポイントせどりでなかなか利益商品が見つからない
楽天以外からも仕入れてみたい
そんな悩みにお答えします。
この記事で解説する手法はAmazonキーワードリサーチと言います。
この方法は販路を起点にリサーチをするので、楽天以外の仕入れ先からも仕入れることができるようになります。
もちろん楽天からも仕入れることもできるので、マスターすれば楽天からも利益が出て、他のサイトからも利益が出せるようになります。
なので、楽天に依存しなくても稼げるようになるという必須科目です。
最初は少し難しく感じるかもしれませんがしっかりマスターしていきましょう。
1 Amazonキーワードリサーチとは
楽天ランキングリサーチとは楽天で売れているものをベースに検索していく方法でした。
これに対して、Amazonキーワードリサーチは「Amazonで売れているもの」をベースに検索していく方法です。
つまり、「仕入れ先からリサーチする」か、「販路からリサーチするか」で大きく異なるというイメージをもっていてください。
楽天ランキングリサーチ➡仕入れ先を起点にリサーチ
Amazonキーワードリサーチ➡販路を起点にリサーチ
つまり、冒頭でも説明しましたが、Amazonキーワードリサーチの1番の利点は楽天以外の仕入れ先が開拓できるということにあります。
とはいえ、ポイントを加味すると楽天が一番安いので、楽天から仕入れることは多くなります。
2 実際のリサーチ方法
まずは全体像をご覧ください。
キーワードを決める
まずは、キーワードリサーチというからにはキーワードを決めます。
例えばTwitterでこんなツイートを見かけたとします。
これは私がママ&キッズというメーカーの商品を紹介しているツイートなので、「なるほどママ&キッズはせどらーの定番なのか」と思ったとします。
きっかけは、CMでも季節トレンドでもなんでもOKです。
例えば、これから暑くなる季節だったら夏に売れそうなもので調べてみるのも有効です。
Amazonで調べる
次にこの商材をAmazonで検索します。
そして、並べ替えで「アマゾンおすすめ商品」にします。
これはおすすめ商品にすると売れてる順に並ぶからです。
Amazonで売りたいので、売れてる順に並んでた方が都合が良いですよね。
良さげな商品を探す
1つ1つをしっかり見ていくと時間がかかってしまうので、「足切り」をするということです。
この足切りのポイントは次の2つです。
- Amazon本体がいない
- 需要に対して供給が少ない
Amazon本体がいない
Amazon本体がいる商材を売るということは、吉野家の裏で牛丼を売るくらい困難なことだと思ってください。
最初のうちは近づかない方が良いです。
見分け方法としては…
モノサーチ(無料)を入れて検索するとこんな画面になっていると思います。
(入れてない方はこちらに必須ツールをまとめてあるので参考にしてください。)
商品の横にグラフが確認できると思います。
このグラフのオレンジ色のところが、Amazon価格となるのでこうなってる商材は飛ばしてください。
つまり、グラフがオレンジ色になっていない商品だけを見ていくということです。
[note title=”参考”]
Amazon販売慣れてきたら、本体がいる商品を狙うのも有効です。
ですが、最初の内は避けた方が無難です。
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需要に対して供給が少ない
需要に対して供給が少ない商材というのは、プレミア価格(定価以上)となっている可能性が高いので、定価付近で仕入れることができれば利益がでます。
見分け方としては…
新品出品者数とランキングに着目します。
新品出品者数とは、その商品を売っている人の人数なので供給量と相関があります。
それに対して、ランキングは売れている個数に連動しているので、需要量と相関があります。
少し見づらいですが、左の商材は新品出品者数31人でランキングが3,400位ぐらいです。
それに対して右の商材は、新品出品者数31人でランキング2,400位です。
このことから、右の商材の方が需要に対して供給が足りていない可能性があるということが分かります。
以上2つのポイントから、マーククリームを良さげな商材として次のステップに進みます。
[note title=”参考(飛ばしてOK) “]
ランキングの項目が違いますが、ここでは全体感を掴んでいただくために省略させていただきました。
実際にはヘルスの方が市場規模が大きいので、ランキングが同じくらいでもヘルス商品の方が需要が大きいということになります。
つまり、この比較では2重の意味でマーククリームの方が需要が大きいということになってます。
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利益が出るか確認
ここから先は初級編と全く同じ手順になります。
まず、3,500円で売れていることが分かります。
手数料計算はFBA料金シミュレーターを利用します。
3,500円と入力すると自動的に入金がが計算されて、手数料抜きで2,742円の入金があることが確認できます。
次に各サイトの仕入れ値を見ていきます。
見るサイトは楽天、ヤフショ、オムニ、Wowmaなどの電脳サイトです。
モノサーチに登録してあるサイトをベースに順番にリサーチをかけていきます。(必須ツールはこちらにまとめてあります。)
今回はSPUとマラソンを加味したら楽天が一番安くなったので、楽天のサイトを見ていきます。
SPU14%+マラソン9%+ショップ1%+キャッシュレス5%+5のつく日2%で31%還元です。
2,970円×0.69=2,050円仕入れになるので、2,742円-2050≒700で、利益は700円となります。
2,050円で700円返ってくるならまずまずと考えて次のステップにいきます。
売れることの確認
これも初級編と同じですが、キーゾンで確認します。
月に70個でバカ売れですね。
これだけ売れていれば10個くらい積んでも大丈夫なので、700円×10=7,000円の利益です。
20,000円の投資で7,000円返ってくるとするとROI34%でローリスクミドルリターンのなかなか良い商材ですよね。
以上4ステップ説明させていただきました。
説明では1発で見つけていますが、実際にはStep3、Step4を何度か繰り返してこの商材を見つけています。
足切りを上手にやることによって、せどらーとしての嗅覚が増していきます。
この嗅覚が上がれば、時給も上がっていきますので根気よく続けてみてください。
3 まとめ
今回の記事では、Amazonキーワードリサーチについて説明させていただきました。
販路からリサーチすることであなたのせどりの幅は確実にレベルアップするので是非取り入れてみてください。
このリサーチ方法自体は有名な方法ですが、本記事では「足切り」を取り入れています。
足切りをすることによって、時間を短縮することもできますし、せどりをする上で大切な嗅覚を身につけることができます。
「慣れてくるとこの商品利益が出そう?」という判断が少しずつできるようになってきます。
足切りをせずに1個ずつ調べている人とは大きな差となってくるので是非取り入れてみてください。