
電脳せどりで現金利益を出したい…
トレンド品を刈り取ったら赤字になった…
こんな悩みを解決します。
電脳せどりで現金利益を出すのって難しいですよね。
私も楽天ポイントせどりから始めたので、最初は現金利益が全然出せていませんでした。
今回紹介するトレンド刈り取りは、最も手っ取り早く電脳せどりで現金利益を出せる手法となります。
ただし、「買うときに見るべきポイント」をしっかり押さえないと、大赤字となってしまうので注意が必要な手法でもあります。
本記事では、「トレンドとは何か」という解説に始まり、購入するときの2つの方法、買うときに見るべき4つのポイント、さらに3つの注意点について徹底解説いたします。
現金利益を出せずに悩んでる方や、実際にやってみて赤字となってしまった方は本記事を読んでいただくことで改善すると思います。
1 トレンドとは
トレンドとは流行りのことで、流行った商品は品薄になりプレミア価格(プレ値)になります。
少し難しい表現ですが、品薄になっているということは「需要>供給」が成り立っているということです。
例をあげると
- ミロが製造中止になって1個1500円になっている
- TVで紹介された1000円のおもちゃが品薄で4000円になっている
こんなイメージです。
ミロの場合ですと、もし定価の500円で購入することができたら
1,500円ー500円ー550円(手数料)=450円
1個あたり450円の利益となります。
つまり定価で買えたら高確率で現金利益が出るということになりますね。



と思いますよね。
おっしゃるとおり、定価で買えないからプレ値なのであって、簡単に買えたら苦労はしません。
というわけで、次の章ではトレンド品を購入する2つの方法を説明いたします。
[note title=”参考”]厳密なことを言うと、ミロは供給量の低下によってプレ値に、おもちゃの場合は需要量の増加によってプレ値になったものなので微妙に異なりますが、ここではイメージを掴んでいただくことを重視しているのでご理解ください。[/note]
2 トレンド品を購入する2つの方法
トレンド品を購入する方法はいくつかありますが、その中で最もメジャーな
- Amazonで購入する方法→Amazon刈り取り
- 楽天で購入する方法→楽天刈り取り
について説明いたします。



って思いますよね。
刈り取りとは、普段はプレ値となっている商品をツールを使って監視して、安く出品された瞬間に購入することを意味します。
「例えば、1500円になっているミロが500円になった瞬間に買う!」といったイメージです。
Amazon刈り取りのやり方
Amazon刈り取りとは文字通り、刈り取りをAmazonでやることを指します。
まずざっくりイメージしていただくために、こちら商品をご覧ください。
ですが、ときどきAmazon本体が16000円で復活します。
なので、Amazonの復活を監視して16000円で買って25000円で売ろうというのがAmazon刈り取りとなります。
(Keepaの見方が分からない方はこちらをご覧ください。)
実際に刈り取る際には上記記事でも紹介しているKeepaのもう1つの機能を使います。



それは自分の設定した金額より安い金額で出品されたら通知を受け取る機能です。
実際の設定方法ですが、16000円で売られてるのを刈り取りたい場合はそれよりやや高い金額で設定します。
今回は18000円としましょう。
いくらで設定するかは
- 過去にいくらでAmazonが売っていたか
- いくらで買えばちゃんと利益が出せるか
をもとに考えていきます。
商品のトラッキングをクリックしてから、Amazon・新品のところに18000円を入力します。
それから
トラッキング開始をクリックします。
これで、18000円以下で在庫が復活した場合に登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
あとはそのメールが届いたら買うだけです。
18000円以下で購入して25000円で売れたら当然ですが利益が出ますよね。
楽天刈り取りのやり方
楽天刈り取りとは文字通り、トレンド品を楽天ショップで刈り取ることを指します。
今回は商品ページの
ここをクリックします。(モノサーチを入れていない方はこちら)
すると
Price2Alertというツールのページに飛びます。
これはどういうツールかと言いますと、楽天ショップ内で設定した価格以下になったら通知をしてくれるというツールになります。



楽天でも12000円で通知をかけたいので
18000円と入力して、トラッキング登録完了をクリックします。
すると楽天内で18000円以下で在庫が復活した際に通知が来るのであとはそれを購入するだけですね。
Price2Alertもグラフを表示してくれるので、これを見ていくらくらいで通知をかけるかを決めましょう。



と思いますよね。
実はここに大きな落とし穴があって、利益が出る場合と出ない場合があります。
見るべきポイントは10個くらいありますが、次の章ではその中でも最も重要な3つのポイントを紹介いたします。
3 購入時に見るべき4つのポイント
さっそくですが最初に見るべきポイントは
- 市場在庫はどうか
- 上昇基調か下降基調か
- 高値で売れてるか
- 出品者は増えてないか
の4ポイントとなります。
市場在庫はどうか
これは言葉通りですが、市場に溢れてきている商品の場合は在庫復活した後にすぐに価格が暴落する可能性が高いです。
逆に市場の在庫が少ない場合は、プレ値が維持されます。
最低でも
- 楽天内ショップ
- ヤフーショッピング内ショップ
の2つは最低でも見るようにしましょう。
公式サイトや実店舗もチェックするとさらに精度は上がります。
上昇基調か下降基調か
聞きなれない単語かもしれないですが、上昇基調とはこのように
右肩上がりのグラフを指し、下降基調とはこのように
右肩下がりのグラフを指します。
当然ですが、下降基調の商品はほとんどの場合下落し続けるので購入すると赤字になってしまいます。
よほどの自信がない限りは上昇基調の商品を購入するようにしましょう。
高値で売れてるか
これも重要なポイントで、仮にトレンドによってプレミア価格(=高値)となっていたとしても売れていなかったら意味がありません。
必ずプレ値で波形が動いているか(プレ値で売れているか)を確認するようにしましょう。
この商品は安値では売れてますが、プレ値では一切売れていないですよね。
こういう波形は絶対に手を出してはいけません。
出品者が増えすぎていないか
出品者が増え過ぎとは、まさに上図のような状態です。
出品者が増えると値崩れしますし、供給が一時的に途切れても全く値上がりしません。
このような商品はリスクとリターンが全く見合わない典型例ですね。
以上4パターンを紹介させていただきました。
基本的な内容ですが、最低でもこれらは意識して購入するようにしましょう。
4 その他3つの注意点
最後になりますが、トレンド刈り取りをする際に注意すべきは次の3点です。
- 自己発送ですぐに売る
- 少量ずつ購入する
- 転売店舗から買わない
自己発送ですぐに売る
トレンド品は一時的に価格が上昇しているというだけなので、時間が経つにつれて価格は下落していきます。
例えばTVで紹介されて品薄になったおもちゃも1週間もすれば人気が落ち着くのは想像できますよね?
このようにトレンドは水物なので、特に最初の内は自己発送ですぐに売ることを心がけましょう。
少量ずつ購入する
トレンドはリターンが大きい分、リスクも高い手法です。
どんな方でも最初の内は必ず失敗します。
いろんな商品を少しずつ仕入れて経験を積むことを重視しましょう。
転売店舗から買わない
転売店舗の売っている価格は定価より遥かに高いことが良くあります。
高い金額で買ってしまうと必要以上にリスクを負ってしまうことになるので、慣れないうちは絶対に避けましょう。
良くツイッターで転売店舗が紹介されているのを見かけますが、知識のない状態では絶対購入してはいけません。
じゃあどうすれば良いかと言いますと、アルペンとかビックカメラとかケーズデンキとか明らかに転売ではない店舗から購入するようにしましょう。
5 まとめ
トレンド刈り取りは電脳せどりで最も簡単に現金利益を出す手法の1つです。
リスクがある分、リターンも大きいので少しずつ挑戦していきましょう。

